エッセイ
幸せ

幸せのつながり:孤独の時代に、喜びに満ちたつながりを見つけるには

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私たちがいちばん幸せなのは、遠くから称賛されるときではなく、近くで抱きしめられるとき。

最近、幸せな人生とは何なのかを、ふと考えることが増えました。混み合ったカフェに座って、人々を眺めているときのことです。まわりを見渡すと、隣に座る人たちの心の中にそれを感じます。顔は画面の光に照らされているのに、もっと深い何かによって曇っているのです。終わりなくスクロールし、SNSに投稿するための写真を撮り、名前のつけられない何かを探しています。そのすぐそばには友人が座っていて、やはり同じ孤独な探し物に迷い込んでいるのです。

先日、あるポッドキャストで、AI研究の先駆者へのインタビューを聞きました。世界最大級のテック企業でキャリアを積んできた人です。インタビュアーが、いちばん後悔していることは何かと尋ねると、彼はためらいもなく答えました。「妻ともっと時間を過ごさなかったことです」。奥さんはがんで亡くなっていて、仕事がいつもその邪魔をしていたのです。彼を苦しめていたのは、つくれなかったユニコーン企業でも、解決できなかったAIの迫りくる脅威でもありませんでした。愛する人と過ごさなかった時間だったのです。

考えてみると、いちばん鮮やかに覚えている幸せの瞬間は、派手なものでも、人に見せるためのものでもありません。山の頂上で瞑想しているときや、パリのカフェで日記を書いているときに訪れるわけでもありません。それはいつも、ほかの人と一緒にいるときにやってきます。ごちゃごちゃした部分も、魔法のような部分もひっくるめた、生身の人たちと一緒にいるときに。大学時代、ひどく落ち込んでいた時期のことを覚えています。うまくいかなかった恋に、心が砕けていました。自分はこの先、恨みがましいメールとひとりの夕食ばかりの人生を送るのだと思い込んでいたのです。そこへ、十数人の友人がケーキと音楽を持ってアパートに押しかけてきました。下手なダンスと、もっと下手な歌も一緒に。誰かがパーティーハットをかぶりました。ばかばかしくて、こっけいですらありましたが、私は少しだけ孤独ではなくなりました。幸せだったのです。

友人たちに「あなたにとって幸せとはどんなものか」と尋ねると、銀行口座や肩書きの話をする人は誰もいません。みんな、つながりの話をします。意味のこと。誰かに本当に知られていること。誰かと一緒にいる喜びのこと。

ネット上で、ますます目にするようになった悲しみがあります。騒々しくも悲劇的でもなく、空気のように漂っている悲しみです。本当に知られているという実感をとうに失ったあとも、見られていたい、忘れられたくない、つながっていたいともがく人たちから生まれる悲しみ。私自身も感じたことがあります。多くの人がそうだと思います。私たちはInstagramやTikTokのようなアプリに、想像もつかないほどの時間を費やしています。昼も夜も、毛布にくるまってフィードをスクロールしています。SNSはささやきます。「ほかのみんなは、あなたより幸せだよ」と。私たちはスクロールを続けながら、どうして彼らの笑い声のほうが明るく見えるのか、休暇のほうが鮮やかで、幸せのほうが満ち足りて見えるのかと考えます。そして少しずつ、気づかないうちに、自分は劣っているのだと信じはじめます。妬みが生まれます。そしてその妬みが、すでに手にしていた喜びを奪っていくのです。

SNSはささやきます。「ほかのみんなは、あなたより幸せだよ」と。

本当の幸せは、比較からは生まれません。競争でもなければ、ゴールすれば安らぎが手に入るというものでもありません。それは静かな自由のようなもの――世界がどれほど違うと言い聞かせてきても、あなたは今のままで十分なのだと、深いところで知っていることです。そこには、その場にいること、偽らないこと、お互いを認め合うことが必要です。「こう生きるべきだ」と思い込んでいる人生を追いかけるのではなく、今ここにある自分の人生を祝うこと。幸せは、それを私たちに求めているのです。

そしてこれは、単なる感覚ではありません。何十年にもわたる心理学の研究が裏づけています。心理学者たちは、期待が私たちの幸福感をどう左右するかを、以前から記録してきました。人生への期待がゆがんでしまうと――多くは比較や、手の届かない理想によって――失望や不満、そして「自分は足りない」という静かな感覚に陥る危険があります。研究が一貫して示しているのは、長続きする幸せは、世界が私たちに課す節目を達成することからではなく、他者との意味あるつながりを育むことから生まれるということです。

最近の研究は、幸せと心の健康を保つうえで、人とのつながりが決定的な役割を果たすことを浮き彫りにしています。2025年の世界幸福度報告では、若い成人期――とりわけ大学時代――に築かれた親しい友情が、孤独感を大きく減らし、人生への満足度を高めることが示されました。同様に、Frontiers in Psychology誌に掲載された大規模な縦断研究でも、強い対人関係が、心の健康と長期的な幸福の両方を最も安定して予測する要因のひとつであることが示されています。SNSが幸せを支えうると示唆する研究もありますが、それが当てはまるのは、SNSが本物の、支え合える、価値あるつながりを育む場合に限られます。そうでなければ、オンラインで過ごす時間は私たちの役に立たないどころか、静かに害を及ぼしているかもしれないのです。

Orkutをつくったとき、何か巨大なものを生み出そうとしていたわけではありません。ただ、人がプレッシャーを感じずに自分らしくいられる場所をつくりたかっただけです。それに意味を与えていたのは、小さくても本物のかたちで人と人をつないでいたことでした。あの頃、私たちはエンゲージメントのために最適化してはいませんでした。つながりのための場所をつくっていたのです。友人が寄せてくれる紹介文や、スクラップブックのメッセージには喜びがありました。ごく少数の友人グループにしか意味がわからないけれど、彼らにとっては何よりも大切な、ばかばかしいコミュニティにも。誰かにとって自分が大切な存在だと知ることの中に、幸せがあったのです。

そのどこかで、インターネットは変わってしまいました。ソーシャルプラットフォームは、パフォーマンスの舞台になりました。私たちは幸せを「いいね」の数で測り、きれいに整えられたフィードの中で自分を誰かと比べ、弱さをさらけ出す代わりにバズることを追いかけるようになりました。その変化の中で、何かが失われたのです。

あの頃、私たちはエンゲージメントのために最適化してはいませんでした。つながりのための場所をつくっていたのです。

新しい研究は、その変化の代償がどれほど深刻になっているかを示しています――とりわけ若い人たちにとって。2024年のWHO(世界保健機関)のレビューでは、10代の若者の問題のあるSNS利用が、2018年から2022年のあいだに7%から11%へと跳ね上がっており、心の健康について深刻な警鐘が鳴らされました。Frontiers in Public Health誌に掲載された最近の研究では、SNS依存の状態にある10代のアスリートは不安や抑うつの割合が高く、その主な要因は体型の比較と睡眠不足であることがわかりました。自分の価値を、生身の人間の関心ではなくアルゴリズムに決められるようになると、私たちは何か大切なものを失います。そして幸せが、その場にいることではなくパフォーマンスに左右されるようになると、その代償を払うのは、たいてい私たち自身の心と体なのです。

こんな暗い状況ではありますが、幸せを求めることが絶望的だとは思いません。ただ、今はもっと静かになっただけだと思うのです。幸せは、つらい一日を過ごしていた友人からの、遅れて届く返事の中にあります。何の理由もなく送られてくる「大好きだよ」「あなたを誇りに思う」というメッセージの中に。イヤホンをつけずに歩く散歩の中に。SNSのプラットフォームやツールを何年もつくってきて、私はこう信じるようになりました。私たちがいちばん幸せなのは、遠くから称賛されるときではなく、近くで抱きしめられているときなのだと。「いいね」の話ではありません。もっと深く、数値にしにくい何かの話です。「私は大切な存在だ」と伝えてくれる、無条件でお互いに向け合う関心のことです。幸せを追いかける必要はありません。ただ、偽りなく、見返りを求めず、お互いに心を向け合えばいいのです。

あなたと同じように、私もこの人生を旅する一人であり、自分の使命について問いだらけの道を歩いています。すべての答えを持っているふりはしません。でも、これだけは知っています。私がいちばん深い喜びを感じたのは、誰かが「ここにいていい」と感じられるように、できる限りのことをしたときでした。やさしさが大切にされる場所、ありのままの――本物で、不完全で、飾らない、人間らしい――自分で来て、ちゃんと見てもらえたと感じられる場所をつくったときです。結局、幸せとは本当はそういうものなのです。誰かの物語の中で大切な存在に選ばれること、ほかの人たちと一緒に何かをつくり上げたと知っていること。

そしてそれこそが、私がここにいる理由なのだと思います。人と人をつなぐために。誰かの役に立つために。そして、幸せとは目的地ではなく、つかの間の「そこにいる」瞬間なのだと、私たち全員に思い出してもらうために。私たちを見つめ、耳を傾け、ほんの少しだけ孤独をやわらげてくれる、やさしい愛のかたちなのだと。

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